ユーザー業務のニーズにお答えするTiger FANやHELIOS UB64等のソフトウエアー製品を提供しています。これらのソフトウエアー製品はミッションクリティカルな業務システムの中核ソフトウェアーで、これらを搭載するシステムは性能、信頼性、安定性等の重要なシステム要件を満たす必要が有ります。更に、障害を未然に防ぐ予防保守機能も不可欠な機能です。

CLASTORは高信頼ビルドイン・サーバーとして、必要なシステム要件が組み込まれています。ハードウエア、搭載するOS、メモリーやCPU、ストレージ、ネットワーク等基本的な仕様に加え、稼働環境と冗長性、バックアップ、データアーカイブ、障害時の復旧性能、稼働継続性等、複雑で重要なシステム要件が具備されています。更に、お客様のご要求に合わせカスタマイズ仕様を柔軟に組み込むことができます。また、これらのシステムの稼働を保証する統合的に維持管理体制と、知識と経験に基づくサービス体制を提供します。

CLASTORビルドインのコンセプト

CLASTOR-concept

CLASTORビルドインサーバーは高性能なソフトウエアーをサポートするシステム要件を満たし、必要な診断を定期的に実施することが可能なハードウエアアプライアンスです。

CLASTOR-FSHL Logo

CLASTOR-FSHLはHELIOS UB64を搭載しています。Macクライアント中心のネットワーククライアントに対し、ファイル共有を実現し、高精細画像を粗画像に差し替編集効率を向上させるOPI機能など、印刷業務での高い生産性を実現します。

CLASTOR-FSHL Logo

CLASTOR-TSはWWindowsベースのサーバーにTigerStoreを搭載しています。高精細映像編集などのワークグループにおいて、効率よく作業ご行うことを可能とするSAN共有コントローラサーバーです。

CLASTOR-HSM Logo

CLASTOR-HSMは高性能All-Flash-Arrayストレージと大容量HDDストレージを階層化し、一体のストレージスペースとすることで、業界屈指の高速性と低コストなファイルサーバーを実現しています。

CLASTOR-HSM Logo

CLASTOR-FSLXはMac固有の属性データをWinodws OSが理解可能なデータとしてクライアントに提供します。共有ボリュームに対する柔軟なアクセス権設定、どこからでも一瞬でファイルを探し出す検索機能、また、マルウェア対策に欠かせないフルバックアップ機能を備えています。


CLASTORアプライアンスのシステム構成例

SimpleSystem
ResilSys
ResilSys
ResilSys
ResilSys
「ネットワークストレージのシンプル構成」

ご推奨する高性能ストレージをFC、SAS、または、iSCSIインターフェスでサーバーのHBAポートと接続。
サーバーはネットワークにNICを介して接続します。
ストレージに搭載されたドライブをRAID構成し、論理ボリュームをサーバーにマウントします。
ファイルシステムを構成されたボリュームに対し、共有ネームスペースとしてドメイン内のネットワークを介して公開します。
既設のシステムからの移行作業や、セキュリティーシステムにも対応いたします。

「バンド帯域の拡張と耐障害性を高めた構成」

二重化された高性能ストレージコントローラを使用して、ストレージ内部、および、外部インターフェースを二重化します。
二重化されたストレージインターフェースはActive - Activeで稼働しますので、データ転送性能を向上させ、また、一系統の障害時にはフェールオーバーにより耐障害性を高めます。
サーバーにはストレージの二重化データバスに対応して、HBAのポートを二重化します。同時に、ネットワークインターフェースを複数持たせることで、ネットワークインターフェースを物理ポートから切り離し、 仮想の一意のNICとして ネットワークスイッチに接続します。この構成により、常に複数のネットワークポートがActiveに稼働し、ネットワーク帯域を大幅に拡張し、更に、物理ネットワークポートの障害時でもデータ転送を継続する耐障害性が向上します。

「サーバー仮想化を可能にする仮想化ホスト構成」

サーバーの複数コアのCPUとメモリーリソースを確保することで、仮想化サーバー用のホストサーバーとして構成することが可能です。
仮想化ホストサーバーのリソース、ストレージのリソースが分割できる限り、仮想化サーバーを搭載可能ですので、物理サーバーのスペースを大幅に削減することができます。また、リソースの許す限り、ゲストサーバーを構成することが可能です。

「システムの24/7稼働させるHA構成」

仮想化ホストサーバーを二重化することにより、VMサーバーを仮想ホスト間で分散させることが可能です。
このことによりVMサーバーの負荷を仮想ホスト間で分散させ、バランスさせることができます。
また、一つの仮想化ホストサーバーで障害が発生した場合は、そのホストサーバー上で稼働するVMマシーンは瞬時に正常に稼働しているホストサーバーに移動し、サービスを継続することができます。
ミッションクリティカルな業務を実行しているサーバーシステムには最適な稼働環境を実現します。

「VMサーバーの負荷バランス構成」

クライアントからの処理負荷は必ずしも一定ではありません。この場合、最高負荷に対して対応力のあるサーバーを構成する為には、サーバーを複数台用意し、ピーク時に負荷をサーバー間で分散させる方法が一般的です。 仮想化サーバー環境でもこの様なサーバの負荷バランスを行うことが可能です。例えば、ネットワークロードバランサーはその一つの解決方法です。
しかし、ストレージはVMサーバー台数が増えれば、IO負荷が増え、レスポンスの待ち時間遅延により処理待ちが大幅に増大することにより、サービスが急激に劣化します。
この問題を解消する方法の一つとして、VMサーバ間でストレージをブロックレベルで共有する方法があります。待ち時間の少ない高速なストレージに構成されたストレージネームスペースを複数のVMサーバが同時にアクセスすることにより、総合的なVMサーバーサービスの負荷バランスが実現します。

CLASTOR製品に関するお問い合わせは弊社技術営業まで: メールで問い合わせください。