Surveillance Bridge対応VMS

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Tiger Surveillance社のSurveillance Bridgeは複数のメジャーなVMS(Video Management System)に対応しています。

これは録画サーバー(Recording Server、Archiverと呼ばれます)に録画されているファイルに焦点を当てて、その挙動に対応して動作するアプリケーションという性質を持っているからです。

Surveillance Bridgeが対応するVMSはWindows OS上で動作し、PCネットワーク基盤の上にそのシステムを構築します。下図のようにカメラとサーバーの接続にはEthernetを映像の閲覧にはWindows OSベース(一部Linux, MACに対応したVMSもあります)のワークステーションを、映像の保存にはNTFSフォーマットのHDD,SSDを使用します。

Surveillance BridgeはNTFSフォーマットのHDD、SSD上のファイルを観察し、その状態により、ターゲットとなる、Cloud Object Storageやネットワークドライブ(NAS)との間で録画ファイルのコピー、移動、取出し、同期が行われます。

冒頭に書いているように映像を記録しているHDDまたはSSDを観察することによりアプリケーションが動作するので、VMSとの連動性がある意味においては疎であると言えます。

VMSに対して疎結合で連動するアプリケーションであるため、多くのVMSに対応可能であり、事実2023年10月5日現在、16社(Tiger Surveillance社のOur Partnerページにてカウント)のVMSに対応しています。

その中には日本でも人気があるGenetec、Milestone Systems、Nx Witness、SK VMS、Axis Communicationsは日本でも人気があるVMSが含まれています。